開発合宿開催レポート

夏休みに、大学院のメンバー 9 名で開発合宿を行いました。

私の所属する AIIT では PBL(Project Based Learning)といって、プロジェクトチームに分かれてその担当教員の元、1 年間でプロジェクトを行います。

社会人向け大学院ではありますが、一応夏休みがあるためプロジェクトチームをまたいで予定の合うメンバーのみで夏合宿を行うことにしました。

具体的なスケジュールや内容は、しおりbootcamp23summerをご参照いただければと思います。

今回は千葉県香取郡東庄町にある土善旅館を利用しました。ここは開発合宿ができるお宿として有名で、WWW にたくさんのブログが上がっています。

土善旅館について

土善旅館には開発合宿を行うための様々なオプションがあります。

  • 無料 Wi-Fi
  • 貸出備品あり
    • 4k27 インチモニター、プロジェクター、ホワイトボード、タコ足等
  • 会議室 24 時間利用可能
  • 駐車場無料
  • チェックインは 12 時から、チェックアウトは 15 時まで。

料金詳細

  • 基本料金: 7900 円/人
  • 宿泊部屋料金: 700 円/人
  • 飲食物持ち込み料: 300 円/人
  • 夕食のグレードアップ(宴会料理): 1500 円/人

最新の情報はhttps://www.dozenryokan.com/ をご確認ください。

特に良かった点としてはチェックアウトが 15 時であったこと(レイトチェックアウト)が挙げられます。開発合宿は宿で多くの時間を過ごし、スケジュールが過密になりがちです。最終日にゆったり時間が取れることは活動の余裕につながるため、重要でした。

企画

一般的な開発合宿では、普段やれない作業を集中して行うもくもく会などを行ったりすることが多いようですが、 企画を持ち込むことで、開発合宿の目的を明確にすることができました。

LT

自己紹介や技術紹介の LT を行いました。特に技術紹介の部分では、参加者同士で質問を投げ合い、活発なディスカッションが繰り広げられました。AIIT が社会人向けの大学院であることもあり、LT の内容は様々でした。

アイスブレイク

「地獄のデイリースクラム」を実施しました。これは指示書に当たる"秘密のカード"の通りに行動し、スクラムマスターを困らせるゲームです。1 時間もかからずにサクッと開催することができます。

このゲームはオフラインで行う方が、より緊張感が伝わって良いと思いました。 各チームのスクラムマスターは開発メンバーのカードの指示に従ってふざけたり、サボりに四苦八苦し、対処していきます。開発メンバー役の普段と違ったキャラクターを演じなければならないところが、アイスブレイクの糸口になったように思います。

ハッカソン

テーマを特定せず、自由に取り組むスタイルでハッカソンを実施。お酒を楽しみながらの開発や、途中で卓球を楽しむ参加者もいました。

運営の話

私はこの開発合宿の発起人でした。運営チームは合計 3 人で構成され、皆で一緒に企画しました。この合宿の計画は 1 ヶ月前に始めましたが、特に週末に開催する場合は宿泊施設の予約のために 2 ヶ月前から始める方が良いかもしれません。

参加者は 9 人で、本来は 10 人の予定でしたが、1 人が来られず、幸いにもキャンセル料は発生しませんでした。

企画のきっかけ

この合宿を企画したきっかけは、私の大学時代でのサークルにあります。 サークルでは春と夏に開発合宿があり、その時の体験が非常に良く、しかしながら新型コロナウイルスの影響で学部 3 年以降は開催できなかったな、というある種の消化不良がありました。 宿泊施設が良かったのはもちろんのこと、みんなで CTF やハッカソン、競プロコンテストに参加し、一緒に過ごすことが素晴らしい経験でした。それをもう一度やりたいと思っていました。

PBL(プロジェクトベースラーニング)の飲み会で、夏と言えば開発合宿だという話になり、「やればいいじゃん」という励ましや賛同を得たことがきっかけで、このプロジェクトは動き出しました。一方で、開発合宿とは何かと尋ねる人もいました。そこで、運営メンバーを募集し、合宿の計画を始めました。

企画の際に考えたこと

合宿を企画するにあたり、私たちはいくつかの重要な点を考慮しました。

  • 何から決めるべきか?(宿泊施設、日程、企画内容、運営メンバー)
  • 宿泊施設はどうするか?
  • 技術的な話題や成果を共有する場を設けるべきか?
  • アイスブレイクの活動はどうするか?
  • メインの企画内容は何にするか?

特に、何から決めればいいのか、という点に苦慮しました。

これは 2 パターンの答えがあると思っていて、1 つは予備調査をして日程から先に決める方法、1 つは宿泊施設と日程をある程度決めてから参加調査をする方法。

前者はモタモタすると宿が取れなくなる可能性が増してきます。土日開催の場合は 2 か月前には決めて宿の予約を取りきったほうが良いと思います。今回は私はこの方法を取り、1 か月前に宿を取りました。ほぼすべての候補の宿で予約が取れず、苦労しました。

後者の宿・日程を先に決める方法は、宿側が人数確定を必須としない仮予約のようなことをしてもらえることが条件となります。これは確認してほしいのですが、私が調査したときにはいくつかの宿はこれができました。

やってよかったこと

しおりと Wiki を分けた

しおりと Wiki を別々に作成することが意外と良かったです。Wiki は Scrapbox を使ったのですが、Scrapbox はスマートフォンでの UX があまり良くありません。 事前に見ておいてほしい情報には気軽にアクセスできてほしかったため、これを解決するものとして VitePress を利用しました。

運営メンバーを集めたこと

一人で全てを行うのではなく、運営メンバーを集めたことが大きな成功要因でした。宿泊施設とのやり取り、企画、日程調整等、たくさんやることがあります。一緒に手伝ってくれた運営 2 人にとても感謝しています。


以上